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さてさて、大冒険の旅というものは、平和な道のりが少ないものです。

14人の一行がゆったり歩けたのも束の間・・・

 

「わーーっ!ガンヘッドだぁ!!」  違います。

ある夜、森の中で一行は恐ろしいトロル鬼と出会ってしまったのです 。

(夜なのは当然です。トロルは日光を浴びると石になってしまうのですから)

 

 

 

 

さいわい、もともと静かに歩いたり隠れたり

するのが得意な

ホビットのビルボはとっさに木の陰に逃げ込んで

難を逃れましたが、

 

 

 

 

13人のドワーフたちは、トーリンもバーリンも

グローインもドワーリンもドーリもノーリも

オーリもオインも、フィーリもキーリも

ビフールもボフールもボンブールも

(ふうっ)みんな捕まってしまいました。

トロルにとってドワーフはごちそうです。

このままではみんなカリカリにあぶられてしまいます。

 

 

 

 

「えい、いまいましい! 竜を退治に出た者が

 トロルごときに後れをとろうとは!

 しかも原作より2匹も少ないのに!!」

ブロックのストックに余裕がなかったんです。

突っ込まないでちょうだい。

 

 

 

その頃トロルは、ドワーフたちの料理方法について

あれこれ考えていました。でもなんだか様子が変です。

「やっぱり串焼きだな」「それでは朝が来て石になるぞい」

「だったら刻んで煮込むとするか」

「水を汲みに行くだけで朝が来て、やっぱり石になるぞい」

トロルが何かを思いつくそばから、誰かの声が

それに反対するのです。

 

 

 

 

「だったら今夜は下ごしらえだけで、

明日の晩料理しよう!」

トロルがやっと決心を固めた

まさにその時、

朝日がトロルを照らし、

彼を石に変えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

びっくりしていたビルボの前に現れたのは、

やはりガンダルフでした。

「してやったりじゃわい!」

物陰から声をかけて、頭のめぐりの悪いトロルを

朝日でまんまと石に変えてしまったのです。

 

ドワーフたちを助けると、一行はトロルが昼間隠れている穴を探し出し、

そこの食料や宝物をかっぱぎました。

でも、宝物はたいへんな荷物になるので、その中にあった

とてもトロルが作ったとは思えない、美しい2本の剣以外は

帰りに積み直すことにしてまた隠してゆくことにしました。

2本の剣はトーリンとガンダルフが1本ずつ持つことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

ビルボもまた、同様の美しい、

しかし小さな剣をもらいました。

「私にはこれでじゅうぶんだ」

 

首尾よくトロルの宝物を手に入れた一行ですが、彼らの目的は竜に奪われた

先祖たちの宝と居城です。旅はまだまだ続きます。

 

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